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2016-08-22

買うにしても覚悟がいる

 盛岡の本屋の「さわや書店」で,「文庫X」という本が売られています。関西でも紀伊国屋グランフロント大阪店,TUTAYA寝屋川駅前店で売られています(他にも売ってるかどうかは知らない)。

 「文庫X」というタイトルの本が発売されているわけではなく,本のタイトル・中身を隠して販売するという一種のキャンペーンです。
 要するに,本屋の絶対的なおすすめ本!なので,だまされたと思って読んでみてくださいという企画。

 気になるのは,どんな本かということですが,ネタバレになるような情報はまったく出てきていません。「文庫X」は,通常のカバーの上に,書店員のおすすめ文のカバーがされて売られています。そのカバーが唯一のヒントなのですが,①810円,②500ページを超える,③小説じゃない,④真実がどうのこうのという話しみたい,⑤著者の生き様が胸にひびくみたいということ。

 と,気になる要素が満載の本なので,買ってみたいのですが,う~ん,小説じゃないのか・・・810円なんで,だまされてみようか。

 ♪Mr.Children「擬態」(アルバム:SENSE収録)

2011-12-11

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑲

 極個人的なおススメ―主に小説―を紹介するごはん屋さんのコーナーです。数年前と比べて小説を読む冊数は明らかに増えてますが,ご無沙汰になりました。

 今回,紹介するのは,伊坂幸太郎「モダンタイムス」(講談社文庫)です。
 この話の舞台は,「魔王」(講談社文庫)から50年後の世界で,魔王の続編になっています。といっても,直接の続編ではないんで,「魔王」を読んでなくても楽しめますが,やっぱ,「魔王」を読んでからの方が楽しめると思います。唐突に,腹話術って言われてもネ・・・
 「魔王」もそうなんですが,「モダンタイムス」でも敵(?)は,目に見えなくて・・・謎が残ったまま終わるんで,読んでスカッとはしないんですが,話自体は,楽しめます。
 
 文庫だと上下2冊になります。もともと漫画雑誌に連載されていた小説で,ハードカバーには,雑誌掲載時の挿絵が入ったものも発売されてました―もっとも,今も売ってるのかは定かではないが―。
 
 ♪Mr.Children「CENTER OF UNIVERSE」(アルバム:Q収録)

2011-06-26

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑱

 リードなしで,唐突に始めてみます。今回紹介するのは,「猿蟹合戦」です。猿蟹合戦といっても,おとぎ話―だと思う―のさるかに合戦ではありません。さるかに合戦に後日談があったのをご存知でしょうか?

 ってコトで,改めて,今回紹介するのは,芥川龍之介「猿蟹合戦」です。
 
 内容は,さるかに合戦の後日談なんですが,しょっぱなから中々衝撃な内容です。ネタバレになるんでその衝撃的な内容は書きませんが・・・
 一応,小説なんですが,たぶんに芥川龍之介の思想が色濃く出てるんでしょうね。話自体を楽しむというのではなくて,この小説をきっかけに考えるという感じでしょうか?

 と,紹介しといて,なんなんですが,この小説,短編小説で,どのタイトルの文庫に載ってたか,忘れてしまいました。確か,杜子春とかトロッコが載ってったような気がしますが・・・もっとも,青空文庫で読めます。

 ♪Mr.Children「タガタメ」(アルバム:シフクノオト 収録)

2011-06-11

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑰

 梅雨の真っただ中です。今日も朝は雨でした。天気予報の予報に反して,昼から雨は止んでしまいましたが・・・このジメジメ感は,どうにかなんないかなと思う今日この頃です。
 
 今回,紹介するのは,なんと気に無しに,この季節に読みたい小説です。
 伊坂幸太郎「死神の精度」(文春文庫)です。
 
 長編ではなくて,6つの連作短編です。死神が出てきますが,デスノみたいな話ではありません。おどろどろした話でもありません。憎めないヤツなんだろうとは思いますが,会いたくはないですね。死神が出てくるのに,読後感がかなりいいのが特色ですね。キーとなるのが,雨です。というか,いつも最後に書いてる曲がネタばれになっちゃってますね・・・ダメじゃん・・・雨がキーになってるんで,なんと気なしにこの季節に読みたい小説です。

 ♪Mr.Children「雨のち晴れ」(アルバム:Atomic Heart収録)

2011-04-29

調子に乗りすぎました・・・

 今年は,桜を意識的に見ていないせいか,春って来ましたっけ?って感じで4月が終わろうとしています。
 で,今週末からゴールデンウィークです。今年は,カレンダーが素晴らしいので,有給をうまい具合に取れると,4月29日―初日を算入する―から10連休になるんですね。個人的には,残念ながら,カレンダーどおりに働きますが・・・

 そんなゴールデンウィークを見越したわけではないんですが,先週末と先々週末で文庫を買いすぎました・・・合計5冊も買ってしまいました。2週間で5冊は買いすぎ!で,どれだけ読んだのかというと,まだ1冊目の160ページほどです。先は長いなぁ~
 とはいえ,衝動買い的な感じではなく,前から気になってたのが,一気に文庫されたからで,一度に買う必然性はなかったんですが・・・

 調子に乗ったといえば,条解民訴法を条解シリーズだからということで中身を見ずに買ってしまいました。まぁ,民訴のコンメンタールは欲しかったんでいんですが,条解シリーズって当たり外れがあるんですね。条解刑訴法は素晴らしかったのに・・・

 条解の話は置いといて,今年のゴールデンウィークは特に予定がないので,とりあえず,読書ですね。

 ♪Mr.Children「LOVE」(アルバム:Versus収録)

2011-04-25

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑯

 かなり久々ですが,極個人的なおススメを紹介するコーナーです。前回は,めずらしく伊坂幸太郎以外の小説を紹介しましたが,今回は,やっぱり伊坂幸太郎に戻ります!

 今回,紹介するのは,伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」(新潮文庫)です。

 かなり今更感はありますが,やっぱり外せないんで,紹介しておこうと思います。
 首相暗殺の汚名を着せられた主人公が逃げるというのが,めちゃくちゃ大雑把なストーリーです。しかし,あちこちに伏線がちりばめられていて,最後に綺麗に回収されます。ただ,最大の謎は解決されないままなんですけどね・・・そこんとこが,ちょっと読後感が今までの伊坂作品よりも悪いトコかも。そうはいっても,読みごたえは十分です。

 ♪Mr.Children「逃亡者」(アルバム:Versus収録)

2010-12-20

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑮

 主に,極個人的なおススメの小説を紹介するごはん屋さんのコーナーです。小説を紹介するとなると,必然的に伊坂幸太郎になるんで,たまには,違う小説家の小説を紹介しようと思います。

 今回,紹介するのは,佐藤友哉「333のテッペン」(新潮社)です。
 
 例によってまだ文庫されてないんで全部は読んでません。が,Story Seller(新潮文庫)というアンソロジーに表題にもなっている「333のテッペン」と「444のイッペン」が収録されてたのを読んだことがあります。
 表題作の「333のテッペン」は,東京タワーのテッペンで殺人事件が発生し,謎めいた主人公の土江田と,やっぱり謎めいた探偵の赤井が犯人を探す・・・というのが,大まかな内容です。ミステリーだと期待して読むと,がっかりですが,読物としては,いい感じです。世界観が個人的には気に入りました。

 上記の2作以外に「555のコッペン」と「666のワッペン」が収録されています。長編というか,連作短編ですネ。紹介しといてなんですが,文庫化されるまではきっと読まないんだろうなぁ~

 ♪レミオロメン「東京」(アルバム:花鳥風月 収録)

2010-11-15

ごはん屋さんに行って,これ,おいしいよ⑭

 秋の夜長とか言われますが,時計のせいで,夜が長いなんて実感するコトはないですが,そうはいっても秋なんで,やっぱ読書の秋だということで,ごはん屋さんのコーナー―結構,ひさびさ―です。

 今回,紹介するのは,伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」(新潮文庫)です。伊坂幸太郎のデビュー作ですネ。
 未来が見えるカカシが殺されるというミステリーです。カカシを殺したのは誰?という謎とともに,もう一つの謎―というんだろうか?―があります。それは,この小説の舞台になっている島に関する謎です。この話のキーは,「神様のレシピ」です。この作品以後,「神様のレシピ」というキーワードが伊坂作品に頻出します。
 今でこそ,すっかりはまった伊坂幸太郎ですが,刊行順には,読みませんでしたが,オーデュボンの祈りを読んでから,他の作品を読むと,またちょっと奥行きが出てきます。

 ♪Mr.Children「口笛」(アルバム:Q収録)

2010-07-21

そっちじゃないんだけど・・・

 もうすでに,本屋で出会った人もいるんじゃないかと思いますが,去る7月2日に伊坂幸太郎の新刊「バイバイ、ブラックバード」(双葉社)が発売になりました。
 青天霹靂にわか雨で,何度か書いてきましたが,文庫化されてからしか小説は買わないことにしているので,伊坂幸太郎ファンとしては,読みたい衝動を抑えてなんとか過ごしている今日この頃です。
 
 先日,行きつけの本屋―家から近くて,ポイントがたまるので―に行ったら,この「バイバイ、ブッラクバード」が大々的に売り出されてました。
 行きつけの本屋にしてはめずらしく,POP―を眺めるのも本屋に行く楽しみの一つ―だけじゃなく,ちっちゃいモニタで映像まで流して売り出してました。
 おっ,伊坂幸太郎だ!と思って,何気にそのモニタやその周辺の文庫を眺めてました。と,流れてる映像のBGMがなんだかいい感じに聞こえてきて,気になりだしました。何て曲なんだろうと,モニタの右下の方を見てると,案の定,曲名が判明しました。
 どうやら,ユニコーンの「最後の日」のようです。曲名が判明したんで,今度はレンタルショップへ!って,本屋の販促活動だったのに,いつの間に・・・

 で,結局,どうなったかというと,「バイバイ、ブラックバード」は文庫化をじっと待つとして,ユニコーンもそれだけ借りるものなんだかぁ~ってコトで保留中です。しばらくしたら,まとめ借りしようと思ってます。

 ♪Mr.Children「Mirror」(アルバム:深海 収録)

2010-06-28

結局は一緒なんですよね?

 来る7月1日,伊坂幸太郎「砂漠」が新潮文庫から発売されます。
 しかし,実は,この砂漠はすでにこの「青天霹靂にわか雨」でも紹介済みなんです。

 以前―それこそ,青天霹靂にわか雨開設当初くらい―に,文庫になってからしか小説は読まないというような話を書いたような気がします。書いてないとしても,事実,小説は文庫化されてからしか読みません。
 漫画なら本屋で立ち読みっていうのもアリ―作者,出版社及び書店的にはナシ―ですが,小説となると立ち読みっていうわけにもいきません。かといって,ハードカバーを買うと,高いしかさばるし,面白くなかったときには,もう・・・ってなわけで,小説は,文庫化されるのをジッと待ちます。文庫化されると満を持して読むわけです。

 そんな小説ライフを送っているわけですが,この「砂漠」,2年前に新書版が出たんです。ちょうど,集合修習で和光にある司法研修所に行ってるときだったんで,飛びついて買っちゃいました!
 で,砂漠の文庫本を買おうかどうか迷っています。普通であれば,もう新書版を買っちゃてるんなら,文庫は買わなくてもいいでしょ?となるんですが,そうもいかないのが伊坂幸太郎です。
 伊坂幸太郎という作家は文庫化に際して,加筆修正することが多いんです。重力ピエロなら丸々1章―たいした分量ではないが―とか。砂漠も加筆修正されてる可能性があります。だったら,文庫の方も読んでおきたいなと思っています。今までは,文庫しか読んでないんで,スルーしてたトコでした。でも結構,読み返してるんで,新鮮さがないんですね。文庫を開くときのドキドキ感はおそらく0です。

 砂漠の文庫本,どうしようかなぁ~砂漠自体はおもしろいんで,これを機に読み返すってのもアリだな。

 ♪Mr.Children「Wake me up!」(アルバム:HOME収録)

2010-03-09

不可解な小説ライフ

 3月になって春まっしぐらかと思いきや,ここにきて足踏みどころか,冬に逆戻りです。これは,ひょっとして,冬の怨念なんじゃないだろうか・・・
 そんなことは,どうでもよくて,先日,文庫本(小説)を買いました。で,ふと振り返ってみたら,去年1年間は結構,小説を読んだ気がします。こんなに読んだのは実は,結構久方ぶりなので,ここらでそんな小説ライフを振り返ってみようと思います(振り返る意図はまったく不明)。

 小説というか,本との出会いは結構古く,物心ついたときには,何かしら読んでいた記憶があります。もっとも,そのころ読んでたのは絵本であったり,戦隊ヒーローものであったり,はたらくじどうしゃとかそんな感じでした。
 その後,徐々にグレードアップ(?)してきて,童話だったり,物語だったりにシフトしていきます。小学生のころは,週一で何か読んでいた記憶があります。週一で,小学校の図書室に行って本を読むなんて授業があった功績が大きいんですが・・・
 ところが,中学生になったとたんに,本を読まなくなりました。年1冊読むかどうかくらいの勢いになり,高校生,大学生になってもそんな感じでした。一時,推理小説に異様にハマった時期もありましたが,それも1か月くらいの期間だった気がします。
 で,法科大学院生になったころに伊坂幸太郎に出会います。出会いはいつも突然で,その後,伊坂幸太郎はコンスタンに読むようになりました。
 新司法試験が終わってから司法修習が始まるまでは,半日,図書館にこもって小説を読むなんて,健全なんだかどうかよくわからない生活をしてました。ほとんどニート状態!このころが,人生2度目のピークでしたね。
 司法修習が始まるとまた,ペースダウンしましたが,集合研修(和光の司法研修所で行われる)の際は,伊坂ラッシュもあって,わりと小説を読みました。このころは,別に,大した成績を残す気もなかったんで,修習を半分舐めてたとこもあったんで・・・
 そして,去年1年で,ざっと数えてみると,23冊も読んでました。人によって評価は分かれますが,今までのペースからすると,「も」です!ほぼ1か月に2冊ペースです。人生3度目のピークが来てます。

 どーでもいい小説ライフを振り返ってみました。去年,小説を結構読んだのは,現実逃避かなんかなんじゃないかと邪推してみたりして・・・そういえば,罪と罰1を読んだっきりで,続きをよんでないことに今日気づきました!いや,ほんとは,前々から知ってたんやけど・・・あれ,結構しんどいんです,読むのが。いろんな意味で・・・せっかくの新訳が,台無し。

 ♪BUMP OF CHICKEN「プレゼント」(アルバム:present from you収録)

2009-09-29

ごはん屋さんに一緒に行って,これ,おいしいよ⑩

 秋の夜長には,やっぱ読書だ!という独断と偏見から,久しぶりにこのコーナーをお送りしようと思います。
 これまで読んだ小説の中から,強烈にプッシュするのではなく,これ,いいよぐらいの感じです。

 閑話休題,今回紹介するのは,やっぱり伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」(祥伝社)です。先月の終わりごろにとうとう文庫化されたので,読んじゃいました(実は,新書版のときにも読んでいる)。文庫化に際して,ボーナストラックとして短編(もちろん,「陽気なギャング」シリーズ)が収録されています。

 で,本書は,「陽気なギャング」シリーズの続編です。伊坂幸太郎が本格的な続編を書いたのは,本書が初です。率直な感想としては,前作(陽気なギャングが地球を回す)がめちゃくちゃ良かっただけに物足りなさがあることは否めません。もともとが長編ではなかったという事情もあるのかもしれませんが・・・ただ,そうは言っても,さすが伊坂幸太郎といったところではありました。

 ♪絢香「ゴールドスター」(アルバム:Sing to the Sky収録)

2009-05-11

はい,文庫化決定!!

 以前に,このブログで,伊坂幸太郎の「終末のフール」と「陽気なギャングの日常と襲撃」が未だ文庫化されないという話を書きました。
 が,書いたとたんに,文庫化が決定したみたいです。

 「陽気なギャングの日常と襲撃」は,まだですが,「終末のフール」の方は,6月26日に文庫化されるそうです。
 ちなみに,ソースは伊坂ファンおなじみ(?)の無重力ピエロです。

 終末のフールといえば,特設サイトがあります。で,この特設サイトで制作秘話が読めるのですが,隠しキャラを見つけないといけません。そのうちの一つが,また,とんでもなくわかりにくいところに・・・
 一昨年くらいから,最後の隠しキャラを探してたんですが,中々見つかりませんでした。しかし,この度,発見しました!えっ,そんなトコにいたの?ってな具合に,わかりやすいトコにいました・・・

 ♪Mr.Children「終末のコンフィデンスソング」(アルバム:SUPERMARKET FANTASY収録)

2009-04-30

文庫化はいつ?

 当ブログでも度々話題になっている(?)伊坂幸太郎についての話というか,ただの要望です。

 かさばったり,値段が高かったりするので,原則として,小説は文庫化されてから買う派です。なので,話題作なんかも単行本発売直後に読むわけではなく,文庫化されるまで待ちます。
 当然,単行本が文庫化されるまでは,だいたい3年くらいかかるので,文庫化されたら3年分のワクワクとドキドキが詰まってたりします(?)。

 文庫化されるまでに約3年というのは,出版界の不文律だと勝手に思ってたのですが,伊坂幸太郎に異変が!?
 平成18年3月26日発売の終末のフールが未だ文庫化されてません。また,同年5月10日発売の陽気なギャングの日常と襲撃も文庫化情報がありません。
 ささっと文庫化していただきたいのですが,一体どうなってるんでしょうか?文庫化が遅れている最大の原因は,伊坂幸太郎が人気作家化してしまったことでしょうか。文庫にせずとも値段の高い単行本で売れるので売れてる間は,文庫化しないといったところでしょうか?

 そうはいっても,文庫には,何かよく分からない壮大な理想を実現する目的があるそうなので(各文庫の後ろに,宣言が載っている),文庫の趣旨を踏まえて,早急な文庫化を!文化の退廃を避けなければ!!

 ♪BUMP OF CHICKEN「プレゼント」(アルバム:present from you収録)

2009-02-26

ごはん屋さんに一緒に行って,これ,おいしいよ。⑨

 先日,事務所の事務員さんとしゃべっていたら,たまたま好きな作家が伊坂幸太郎ということで一致しました。だから,どうといったことはないんですが,今回のきっかけにはなってます。

 というわけで,今回,紹介するのは,伊坂幸太郎「重力ピエロ」(新潮社)です。
 これまで,紹介してなかったのが,不思議なくらいの伊坂幸太郎の代表作です。グラフィティーアートと放火をめぐる謎とは?なんて,あえて,あらすじをここに書くことはしません(いつも,書いてないような気もするが・・・)!とにかく,読んでみてください。
 
 帯に,やるじゃん小説!的なことが書いてあったように記憶してますが,読み終わると,なるほど,やるじゃん!小説!!と思ってもらえると確信しています。
 映画も公開されるので,ぜひ映画の前に一読してみてください。

 ♪Mr.Children「蜃気楼」(アルバム:Versus収録)

2009-01-14

ごはん屋さんに一緒に行って,これ,おいしいよ。⑧

 忙しいんだか,余裕がないんだか,しょーもないコトが考え付かないので,リードは省略して,さっそく本題へ!

 今回,紹介するのは,伊坂幸太郎「魔王」(講談社)です。

 だいぶ前の当ブログで,魔王 JUVENILE REMIXをこのコーナーで,紹介しましたが,それの原作です。魔王(安藤が主人公)と呼吸(潤也が主人公)の連作中編が収録されています。

 テーマは,ものすごく壮大なようで,ものすごく身近だったりします。一昔前の日本を,今らな,オバマ旋風が吹き荒れたアメリカを連想させます。
 本作も例によって,珠玉のセリフの数々があるんで,日常会話の中でさり気に使ってみたいですね!

 ♪Mr.Children「Monster」(アルバム:I ♥ U収録)

2008-12-23

ごはん屋さんに一緒に行って,これ,おいしいよ。⑦

 秋の夜長もいいんですが,冬だって負けず劣らず夜は長いんで,布団にくるまって小説でも。ってなわけで,第8回です。

 今回のお勧めは,伊坂幸太郎「砂漠」(実業之日本社)です!

 伊坂幸太郎作品の中でも傑作の一つに数え上げられるんじゃないでしょうか?鳥瞰型(詳しくは,本書で)の北村が語り部となって,北村,鳥井,西嶋,東堂,南の大学生活が描かれています。
 鳥瞰型の僕としては,北村の考え方に同調したり,西嶋の考え方をうらやましくも思ったり・・・これまでの伊坂作品と同様,軽妙な会話やユニークな表現も!それと,麻雀のルールを知ってれば,より楽しめるのかも・・・

 弁護士として,実務の世界に飛び出すわけですが,司法修習というオアシスを懐かしむ日が来るんだろうか(ちょっと,ネタバレ)?

 ♪Mr.Children「I'll be」(アルバム:DISCOVERY収録)

2007-11-14

ごはん屋さんに一緒に行って、これ、おいしいよ。④

 読書の秋ってコトで、4回目のこのコーナー!今回、紹介するのは、コチラです。

 伊坂幸太郎・チルドレン(講談社文庫)

 伊坂入門その2って感じです。陽気なギャング~もそうですが、秀逸な会話を楽しんでください。連作短編で、バンク・チルドレン・レトリバー・チルドレンⅡ・インの5つの短編が収録されてますが、連作になってるので、長編として読めます。が、かといって、長々しくないんで、割とサクッと読めてしまいます。
 家裁調査官の陣内が主人公ですが、僕的には永瀬が好きですね。あの達観してる感じがいいです、ニルアドミラリ、理想ですね。

 ♪Mr.Children「CHILDREN'S WORLD」(アルバム「Everything」収録)

2007-10-16

小説の選び方

 以前に、小説の読み方(?)みたいなのを書いたような気がします。書いたっけ?うん、書いたよね。
 ってな訳で、今回は、その前段階の小説の選び方です。

 まず、本屋に行きましょう。本を買いたいから本屋へ行くんではなくて、本屋があるから本を買う的な感じで、本屋へ行きましょう。要するに、ついでに本屋行く?みたいな感じで・・・まぁ、別にアマゾンで買ってもいいんだけど・・・
 で、文庫コーナーへ。まぁ、別にハードカバーを買ってもいいんだけど・・・文庫コーナーへ行くと、だいたい3つぐらいコーナーがあるハズです。①新刊コーナー、②ドラマ、映画原作コーナー、③話題の本コーナー(直木賞とか、本屋一押しとか、フェアやってますとか)、ここにお目当ての小説があれば、それでお終い。レジで清算しましょう。

 問題は、お目当ての小説がない場合です。ってか、そういう前提で、本屋に来たんでしたね。この場合は、膨大な数の文庫から探さなければなりません。そんなときに指針になるのは、①タイトル②帯③裏表紙の本の説明です。
 まず、タイトルは、重要です。悪魔が来たりて笛を吹くとか、陽気なギャング地球を回すとかアヒルと鴨のコインロッカーとか、そんな感じのタイトルに僕は弱いです。
 帯はまぁ、どうでもいいです。何万部売れたとか、泣けるとか、賞とったとか、書いてるダケなんで。
 裏表紙の説明は重要ですよね。短い説明の中で、小説の確信を明かさず、興味を引く。うまい具合に編集者に乗せられてます。

  ♪Mr.Children「手紙」(アルバム「深海」収録)

2007-10-15

ごはん屋さんに一緒に行って、これ、おいしいよ。②

 2回目になりました、このコーナー(?)。今回、紹介するのは入門書です。

 伊坂幸太郎・陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
 
 何の入門書って、伊坂幸太郎入門です。読み始めるなら、たぶん、この小説からですね。チルドレンと迷うところですが、やっぱ、陽気なギャングでしょう!

 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女の4人組銀行強盗が、銀行襲撃し、逃走中に現金輸送車ジャックと遭遇し・・・ 続きは、ウェブじゃなくて、本屋さんで!!
 軽妙な会話、テンポのよさ、伏線の数々(?)、伊坂ワールドの入門に最適です。

  ♪Mr.Children「ニシエヒガシエ」(アルバム「DISCOVERY」収録)

今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう

  大阪市を廃止し特別区を設置するいわゆる大阪都構想の2度目の住民投票が11月に行われます。前回の住民投票は僅差で否決されましたが,今回はどうなるんでしょうか?  そんな大阪都構想の是非は,いったん置いといて,その根拠となっている大都市地域における特別区の設置に関する法律の条文を...