2010-06-28

結局は一緒なんですよね?

 来る7月1日,伊坂幸太郎「砂漠」が新潮文庫から発売されます。
 しかし,実は,この砂漠はすでにこの「青天霹靂にわか雨」でも紹介済みなんです。

 以前―それこそ,青天霹靂にわか雨開設当初くらい―に,文庫になってからしか小説は読まないというような話を書いたような気がします。書いてないとしても,事実,小説は文庫化されてからしか読みません。
 漫画なら本屋で立ち読みっていうのもアリ―作者,出版社及び書店的にはナシ―ですが,小説となると立ち読みっていうわけにもいきません。かといって,ハードカバーを買うと,高いしかさばるし,面白くなかったときには,もう・・・ってなわけで,小説は,文庫化されるのをジッと待ちます。文庫化されると満を持して読むわけです。

 そんな小説ライフを送っているわけですが,この「砂漠」,2年前に新書版が出たんです。ちょうど,集合修習で和光にある司法研修所に行ってるときだったんで,飛びついて買っちゃいました!
 で,砂漠の文庫本を買おうかどうか迷っています。普通であれば,もう新書版を買っちゃてるんなら,文庫は買わなくてもいいでしょ?となるんですが,そうもいかないのが伊坂幸太郎です。
 伊坂幸太郎という作家は文庫化に際して,加筆修正することが多いんです。重力ピエロなら丸々1章―たいした分量ではないが―とか。砂漠も加筆修正されてる可能性があります。だったら,文庫の方も読んでおきたいなと思っています。今までは,文庫しか読んでないんで,スルーしてたトコでした。でも結構,読み返してるんで,新鮮さがないんですね。文庫を開くときのドキドキ感はおそらく0です。

 砂漠の文庫本,どうしようかなぁ~砂漠自体はおもしろいんで,これを機に読み返すってのもアリだな。

 ♪Mr.Children「Wake me up!」(アルバム:HOME収録)

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