2020-10-12

家賃支援給付金の申請をした話し

  新型コロナウィルスに関する経済対策の一つに家賃支援給付金があります。中小企業,個人事業主等を対象に家賃の負担軽減を目的に一定額が給付されます。

 家賃支援給付金は,1か月の家賃の金額にもよりますが,たとえば,個人事業主で1か月の家賃が37.5万円以下の場合は,家賃の3分の2が6月分給付されます。

 持続化給付金の対象になってしまった場合は,家賃支援給付金の対象になっていることが多いので,家賃支援給付金の申請もしておきましょう。

 家賃支援給付金の申請は,WEB上で簡単にできます。持続化給付金と比べて必要な書類,入力する項目は多いですが,事業をやっている人なら専門家に手数料を支払わなくとも,自分で難なくできるでしょう。 

(1)仮登録する

 まずは,仮登録をします。家賃支援給付金のHPから オレンジの申請するボタンをクリックします。すると,手続用情報の入力を求められますので,入力していきます。ここで必要書類についても確認できます。

(2)本登録

 仮登録が終われば,入力したメールアドレスにメールが送付されます。送付されたメールに記載のURLをクリックして本登録をします。

(3)資料の準備

 申請に必要な資料を準備しましょう。一部,持続化給付金の申請時に準備した資料を家賃支援給付金でも使うことができます。青色申告をしている個人事業主の場合は,以下の資料が必要になります。 

 ①宣誓書(HPから印刷して署名した上で,アップロードする)

 ②2019年の確定申告書第一表

 ③2019年の所得税青色申告決算書または収支内訳書(1) 

   ④2019年の所得税青色申告決算書または収支内訳書(2)

 2020年の対象月の売上台帳→売上減少対象月の分 

   ⑥賃貸借契約書の写し

   ⑦直近3か月の賃料の支払いを証明するもの(家賃引落口座通帳の写し等)

 ⑧給付金入金口座のオモテ面・通帳を開いた・2ページ目

 ⑨本人確認書類
 
 注意が必要なのが,賃貸借契約書です。賃貸借契約が更新されていて,当初の賃貸借契約書のみでは賃貸借契約が継続しているかどうかわからない場合が多いと思います。その場合,賃貸借契約書と併せて,賃貸人又は不動産管理会社との更新覚書等の賃貸借契約が家賃支援給付金の申請時で有効に存続している資料が必要です。⑦で足りてるじゃんと思うのですが,必要です。賃貸借契約の更新時,更新覚書等の書面を取交していないことも多いと思います。その場合は,賃貸人又は不動産管理会社から賃貸借契約等証明書(HPからダウンロード)を記入してもらう必要があります。
 
(4)申請する
 申請は,入力フォームに従って入力,資料のアップロードをしていけば大丈夫です。家賃支援給付金の給付金の計算等も自動的に行われます。
 賃貸人又は不動産管理会社の名前や住所等も入力する必要があります。家賃支援給付金が給付されると,賃貸人又は不動産管理会社にも通知が届くようです。
 申請が完了すると,申請完了のメールが届きました。申請内容等は,マイページで確認可能です。
 
 家賃支援給付金の申請を9月4日に行い,10月7日に入金されました。持続化給付金よりは遅かったです。10月9日に振込完了のメールが届きました。郵送もされるそうですが,まだ届いてません。
 
 ♪ウカスカジー「My Home」(アルバム:AMIGO収録)

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