2008-12-11

妄想と思考⑬-サンタクロースが煙突から入る理由-

 12月に突入しました。12月,師走といえばものすごく和風な感じですが,12月といえば,やはり,クリスマスでしょう!そこで,こんなことを考えてみましょう。

 クリスマスといえば,やはりあの人が欠かせません。あの人とは,髭もじゃの赤い膨張服を着たメタボリックシンドローム気味のおじさんです。で,このおじさんは義賊を気取ってるのか,真っ赤なお鼻のトナカイのソリに引っ張られ、子ども(良い子限定?)にプレゼントとを配ります。
 それはそうと,この赤いおっさんは,メタボリックシンドロームにもかかわらず,煙突から家に侵入するという無理をするわけです。なぜ,そこまでしてこっそりと侵入するんでしょうか?やっぱり,義賊を気取ってるんでしょうか?

 何も義賊を気取らずに,呼び鈴鳴らして,「お届ものです。」と,宅配業者みたいに堂々と玄関から入ったらいいんです。どこの家でも大歓迎されのは必至なんですから・・・それでもこのおっさんが煙突にこだわるのには何か合理的な理由があるはずです。それを考えてみましょう。ポイントは大歓迎です。

 クリスマスなんで,たいていの家では,七面鳥やらローストチキンやら焼き鳥やら(鳥ばっかじゃん!)が残ってるんじゃないかと思うわけです。で,タダでプレゼントをくれるわけですから,遠いところから,わざわざ御苦労さまです。残り物ですが,良かったらという展開になるハズです。場合によっては,このおっさんのために特別に料理を用意している家庭もあるでしょう。で,一軒一軒そんな調子じゃ,とてもじゃないが,一晩でプレゼントを配りきるというハナっから無理があるミッションを成功させるなんてことは不可能です!
 そう,この聖夜のミッションを成功させるためには,誰からも歓迎されてはいけないのです!なので,誰にも見つからないように,煙突から侵入する必要があるわけです。ほら,やっぱり合理的な理由がありましたね。皆さんも,クリスマスに人知れずやってくるメタボ気味の赤いおっさんにおもてなしをしないように。

 ♪Mr.Children「十二月のセントラルパークブルース」(アルバム:Q収録)

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