2009-09-19

法律家の卵は孵るのか!?⑪

 前回,選択型実務修習について触れたので,今回も選択型実務修習について触れておこうと思います。
 選択型実務修習には,いろいろなプログラムがありますが,弁護士会提供のプログラムの中に,民事交互尋問というプログラムがあります。その名のとおり,民事裁判の中の交互尋問をクローズアップしてものです。
 
 実務では裁判はだいたい和解で終了し,判決まで至らないことが多いのですが,判決まで至る事件で,原告・被告双方が争っている場合は尋問が行われます。大阪では東京に比べて判決に至る場合が多いそうなので,尋問は結構,重要になってきます。もっとも,弁論準備手続(通称,弁準(BJ))の段階で裁判官の心証がとれていることも多いので,尋問は,ここまでやったんでいいでしょ!と当事者を納得させる手続きでもあるのですが・・・

 実務の話は置いといて,この民事交互尋問は実は,司法研修所の集合修習でも似たようなことをやりました。去年,僕は研修所でも選択型でも裁判官役だったので,どちらも尋問に絡んでいないという不毛な時間を過ごしてしまいました(補充尋問という形で質問はするが・・・)。なぜに,民事交互尋問で,尋問に参加できないのか?と世の中の不条理さを一瞬嘆いたものですが・・・まぁ,選択型のときは,法服を着れたのでその分,チャラなのか?みたいなところもあるわけですが・・・

 で,なぜ,民事交互尋問の話をしたかというと,今回,証人役ということでこのプログラムに再び絡むことになったからです。選択型実務修習で民事交互尋問を採ると,次の年に何らかの形で再び絡むことになるのです。弁護士は,尋問する側なので,証人役というのは,初めての体験なので,こういう形でも経験しておけるのは,いいんじゃないかと思っていたりします。

 ♪Mr.Children「星になれたら」(アルバム:KIND OF LOVE収録)

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