2011-09-25

実は売る気がないといっても過言ではない

 シャープが満を持して―たのかどうかは不明だが―発売した多機能端末ガラパゴスが発売を終了するそうですネ。
 多機能とか言ってますが,ほぼ電子書籍に特化してたし,販売方法もめんどくさかったんで,わざわざ買う人がいなかったんでしょうネ。

 それはそうと,電子書籍市場が広がりを見せていると記事中にあったんですが,そうなのか?というのが,僕個人的な印象です。丸善ジュンク堂や紀伊国屋にもそこそこ人が入ってるし,電子書籍市場って日本ではまだまだなんじゃないかと。
 電子書籍の魅力は,かさばらないんで,何冊も持ち運べるとか,価格が安いってコトなんだろうと思いますが,微妙ですよネ・・・たしかにかさばらないけど,何冊も持ち運ぶ必要性ってあんまないんですよネ。教科書を何冊も持ち運ぶ学生には需要はあるんだろうけど,普通は何冊も同時並行して読まないでしょ?
 そうすると,電子書籍最大の魅力は,価格ってコトになるんでしょうけど,小説だったら文庫より安くないと買おうとは思いません。文庫にならないビジネス書とかは多少安けりゃ,もしかしたら買うのかも?

 で,最近,電子書籍を出し始めた有斐閣ですが,売る気ないでしょ!今年の7月に会社法新判例50が定価1575円で発売されました。で,9月から同書の電子書籍版が定価1575円で発売されました・・・
 定価一緒って・・・電子書籍版は会社法の条文にリンクできるそうですが,今や六法なんてwebでもスマホでも多機能端末でもタダで見れる時代ですよ,そんなにプラスにはなんないでしょ!

 電子書籍もっと安くならないかな?紙の書籍はすべてのページを読めるんですよ,買う前に,でも電子書籍はムリなんだから,価格もっと下げてくれないと!

 ♪Mr.Children「スロースターター」(アルバム:Q収録)

今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう

  大阪市を廃止し特別区を設置するいわゆる大阪都構想の2度目の住民投票が11月に行われます。前回の住民投票は僅差で否決されましたが,今回はどうなるんでしょうか?  そんな大阪都構想の是非は,いったん置いといて,その根拠となっている大都市地域における特別区の設置に関する法律の条文を...