2011-09-10

過去最悪と言われても驚かないといっても過言ではない

 先日,9月8日に司法試験の合格発表がありました。毎年恒例―になってしまった―ロースクールの実力は隠れた需要があるみたいなんで,―意外にメンドクサイが―後でやるとして,ちょっとだけ全体の数字を見ておくコトにします。

 合格者数は2063人でした。計画通りなら3000人受かってるハズだったんですが,どうも2000人前後で推移し続けるみたいですね。もっとも3000人受からしたら,それはそれで大変なコトになっちゃうんで,合格者数が増加しないことはいいんですけどね。
 合格率は23.5%で過去最悪でした。というか,毎年,過去最悪って言ってません?第1回と第2回の新司法試験は特別でしたから,今後も合格率は25%程度で推移するんでしょうね。
 未修者の合格率は16.2%でした。既修者は35.4%ですから,未修者には厳しい試験であり続けます。というか,既修者も未修者も同じ試験を受けるんだから,修業年数を1年くらい伸ばしてみたところで太刀打ちできないのは,わかりそうなもんですけどね。最初の制度設計がおかしいでしょ?
もっとも純粋未修者と思われる人たちの合格率は約9.67%なんで,結局,未修者と言っても受かってるのは隠れ未修がほとんどという状況なんでしょう。

 もう,多様な人材を法曹界へって言う当初の目論見は,ことごとく外れてしまってるんで,思い切った方向転換しないと法曹界全体が沈んでくんじゃないかと危惧してます。日弁連が乗ってるのは泥船なんですよ,気づいてるでしょ?

 ♪Mr.Children「マシンガンをぶっ放せ」(アルバム:深海 収録)

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