2011-09-04

笑いを取りに行くと,たいていすべるといっても過言ではない

 大阪弁護士会―略して大弁―が何やら無料のパソコンゲームを作っているらしいです。詳細は,よくわかりませんが,裁判員裁判を題材にしたゲームになるんだとか・・・来年の春に大弁のホームページからダウンロードできるようになるらしんですが,果たして需要があるんだろうか?

 ゲームと言っても,逆転裁判みたいに,真犯人を法廷で暴くみたいな現実離れしたストーリではなくて,実際の裁判に即したストーリーになるみたいです。まぁ,弁護士が作ってますから,そうなんでしょうね。というコトなんで,ゲームというよりは,裁判の解説ムービーみたいな感じになるんじゃないかと個人的には思ってます。
 気になるのは,裁判員に芸人の卵とか,大阪弁をしゃべる人とかを登場させてユーザーを飽きないような工夫をするそうなんですが・・・いやいや,たぶん,スベるんじゃないかと。弁護士がシナリオ作ってるんだと思うんで,なおさらです。変に笑い取りに行ったらダメなんですって!
 笑いを取りに行くんなら,過去の実際の事件のおもしろ証人尋問とかを守秘義務に反しないようにアレンジする方がずっといいと思うんですが・・・

 ところで,弁護士というか,弁護士会が作るゲームなんで,最終的な結論は,無罪判決!って展開になるような気がしなくもなくて・・・そこんトコはどーするんでしょうか?まさか,実際の事件に照らして,量刑でユーザーをとことんまで悩ます気か?

 ♪BUMP OF CHICKEN「くだらない唄」(アルバム:FLAME VEIN +1収録)

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