2007-06-21

六法全書-法律①-

 司法試験を受けるなんて人に言うと、必ずといっていいほど訊かれるのは、六法全書を全部覚えたん?とかいうわけのわからん質問。
 常識的に考えて、そんなわけはないんです。六法全書どころか民法も全部覚えてないんです。ただ、なんかめんどくさいんで、最近は覚えてるとか、スゴイ法律家は、全部の法令&判例を覚えてて、とかあることないこと言ってますが・・・

 それは、そうと六法全書(有斐閣)なんて、一介の受験生が持ってるわけはなく、まぁ、模範六法だったり、小六法(なんて持ってる人を見たことない)どまりですね。
 そもそも、ポケ六(講義に持って行って大丈夫な一番お手軽六法)に収録されてる法律だって、ほとんど知りませんしね。

 ちなみに、六法ってのは、憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の6つをいいます。
 なぜか、憲法が他の法律と同格に扱われているんですね。そこんとこが、僕的には納得できないわけです。やっぱ、憲法は別格だろうと!
 あと、ふと思ったのは、会社法はどうなるんだ?有限会社法とかを引き連れて商法から独立しちゃったんですよね、あの人。あ~さすが会社法!こんなトコも現実に即してるんですね。
 商法と会社法だと重要性は会社法のほうがダントツ!!じゃぁ、商法は六法から降格?

0 件のコメント:

今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう

  大阪市を廃止し特別区を設置するいわゆる大阪都構想の2度目の住民投票が11月に行われます。前回の住民投票は僅差で否決されましたが,今回はどうなるんでしょうか?  そんな大阪都構想の是非は,いったん置いといて,その根拠となっている大都市地域における特別区の設置に関する法律の条文を...