昨日,最高裁が,過払金返還請求権の消滅時効の起算点について,画期的な判決を下しました!これで,下級審でくすぶっていたこの手の事件は,一気に解決するんじゃないでしょうか。
あとは,他の小法廷でも同様の判決が下されることを願うだけです。
事件としては,いわゆる過払金返還請求訴訟です。が,消費者金融業者側は,過払金が発生してから10年以上経過しているので,時効が成立すると主張していました。
で,過払金返還請求権を主張する側は,時効の起算点は,取引終了時だというために,顕在化していないとか,時効を援用するのは,信義則に反するといった主張をしていました。
この点,下級審は結論が分かれていたので,最高裁判決が待たれるところでした。ここ最近,最高裁は,消費者金融業者よりの判決を出してたんですが,今回は思い切りました。結構,スゴイことを言っちゃってます。
最高裁判決の判旨は,「継続的な金銭消費貸借取引に関する基本契約が,利息制限法所定の制限を超える利息の弁済により発生した過払金をその後に発生する新たな借入金債務に充当す る旨の合意を含む場合には,上記取引により生じた過払金返還請求権の消滅時効は,特段の事情がない限り,上記取引が終了した時から進行する」というものです。で,この理由付けで結構スゴイことを言っちゃたんです。過払金充当合意が法律上の障害になるのかぁ~
♪Mr.Children「いつでも微笑みを」(アルバム:IT'S A WONDERFUL WORLD収録)
なるべく,語感と言うか語呂のいい言葉を探しました。とにかく探しました。で,見つけました!?青天霹靂にわか雨!!
青天の霹靂なんていうから,何事かと思ったら・・・にわか雨って!?
青天霹靂にわか雨。深いんだか,浅いんだか,そんな感じの取りとめのない法律家のタダの戯言(ざれごと)です。
2009-01-23
登録:
コメントの投稿 (Atom)
今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう
大阪市を廃止し特別区を設置するいわゆる大阪都構想の2度目の住民投票が11月に行われます。前回の住民投票は僅差で否決されましたが,今回はどうなるんでしょうか? そんな大阪都構想の是非は,いったん置いといて,その根拠となっている大都市地域における特別区の設置に関する法律の条文を...
-
仕事柄,よく印鑑を持ってきてくださいと言うんですが,実は, 印鑑を持ってきてもらっても目的を達成できませんよ! という話しです。 印鑑っていうのは,ホントは, 紙に押された印影のコト だそうです。書類に押してる朱い丸だったり四角の文字とかが,印鑑です。すでに紙に押さ...
-
もうすでに5月も2週間が終わりました。ということは,司法試験が刻一刻と迫ってきました。青天霹靂にわか雨でも5月のこの時期は, なんだかんだいって,司法試験の話を書いてた わけですが・・・ が,しかし, さすがに,もう書くこともなく て ・・・まぁ,答案を結構,ぐちゃ...
-
以前に,このブログで,刑事の国選弁護人の選任について書きましたが,今回も刑事の国選の話です。 他の弁護士会はどうか知りませんが,大阪では, 国選弁護人名簿 みたいなものがあって,国選事件をやってもいいよ!という弁護士は,その名簿に登録します。 名簿に登録する際,アンケートに...
0 件のコメント:
コメントを投稿