2011-12-26

電子書籍は売らなくてもいい?

 青天霹靂にわか雨では,度々,日本の電子書籍について,クソ生意気に価格が高すぎるとか,ホントは,売る気がないだろとか言ってきましたが,別に売る必要はないんだという話です。

 法律書―だけではないが―でおなじみの有斐閣が,日本ユニシスというところと定額制の電子書籍閲覧サービスを始めるそうです。
 定額制で年間1万2000円 (月1000円)で提供されるすべての書籍を読むことができるというものらしいです。
 このサービスのスゴいトコロは,単に読めるだけではなくて,書籍間のリンクを辿って引用や参考文献といった情報を簡単に辿るコトができるようになるそうです。これは,かなり便利ですネ。法律書って,いろんな文献から引用されてたり,参照文献があがってたりするんですが,手元にない!ってコトが結構あるんですよねぇ~
 さらに,複数書籍から必要な部分(・段落など)を取り出して組み合わせるコトができるらしいです。これは,起案の時に楽できそうですネ。

 電子書籍の特性を生かしてるサービスだと思います。ただ,結局は品揃えにかかってるとは思いますが・・・とはいえ,利用料は,たぶん経費で落ちると思うんで,使ってみようかと思ってます。なるほど,電子書籍は,別に1冊1冊売る必要はないんですネ。 

 ♪Mr.Children「もっと」(アルバム:HOME収録)

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