以前に,青天霹靂にわか雨で,電子書籍について書いたコトがあります。値段が高すぎる,少なくとも紙媒体以下の価格じゃないと買わないでしょうと。
というコトは,紙媒体以下の価格であれば,電子書籍を買うかというと,実はそうでもなかったという話です。
哲学書としては異例ともいえるベストセラーになったマイケル・サンデル教授の「これからの『正義』の話をしよう」が早川書房から文庫版が発売されました。文庫本の価格は900円(税別)です。
で,文庫本の発売に伴って,一足先に発売されていた電子書籍版は700円に値下げしました。 この辺りの価格設定は,さすが,わかってらっしゃる!そうなんですよね,電子書籍の値段は文庫本よりも低価格でないと買おうと思わないんですよね。
という価格設定なので,電子書籍版を買ったのかといえば,今回は文庫の方を買いました。当然,最初は電子書籍を買おうと思ってましたが,評価が低い。どうも電子書籍としてはあまり洗練されていないようです。
無料だったら,読めればいいじゃんって思うんでしょうが,有料なんで読めればいいってわけではなくて,多少ハードル上がるんですよね。電子データ化するだけなら,スキャンすれば足りるんで・・・あと,やっぱ,内容をちゃんと確かめれないのはマイナスですよねぇ~
ということを考慮すると,電子書籍の価格って紙媒体以下なのは,もちろん,もっと下げないと手が出ないなぁ~と個人的には思ってます。
♪Mr.Children「終末のコンフィデンスソング」(アルバム:SUPERMARKET FANTASY収録)
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