2015-11-30

国家機密よりも重要といっても過言ではない

 通知カードが予定どおり届かず,12月20日ころになるかもと言いだして,かなり計画の甘さが露呈したマイナンバー制度。
 マイナンバーと言いつつ,その実態は,政府の政府による政府のための番号なんで,着実に国民に浸透しないとダメなわけですが・・・

 マイナンバー制度に対する不信感の一つは,情報漏洩なんだろうと思います。マイナンバーが漏洩することで,当該個人に関する情報が芋づる式に漏洩するんじゃないか?と。
 政府の説明では,マイナンバー自体が漏洩したとろこで,ただの12桁の番号だし,それ自体に意味はないから!というニュアンスです。でもネ・・・

 番号法の罰則で最もシンプルなのは,特定個人情報保護委員会の命令に違反した場合に,2年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます。さらに,番号法で最も重い罪は,4年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金又は併科が科されます。

 この罰則は重い!どれだけ重いかというと,国家公務員法の秘密漏洩罪が1年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。つまり,国家機密を漏らすよりも重い刑罰を科されるなんて,マイナンバーが漏洩することによって,紐付いてる情報が漏れる危険があることを前提にしてるとしか思えないんだけど。

 ♪Mr.Children「フラジャイル」(アルバム:B-SIDE収録) 

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