2010-05-08

無駄なあがきは,してもしなくとも結果は同じ

 いよいよ新司法試験が迫ってきました。人生を決めるにしちゃセコい試験ですが,文句ばっか言ってられないんで,是非,関門を突破してもらいたいものです。
 前回は,形から入ろうぜ!ってことではないんですが,ハイテックCがおススメです的なことを書きました。で,今回は,今年の新司法試験にはもう間に合いませんが,ロースクール修了から新司法試験までの過ごし方を僭越ながら書いておこうと思います。

 過ごし方といっても,仕事をするわけにはいかないんで,新司法試験に向けて勉強するんですが,勉強のスケジュール的なものです。
 新司法試験は,①憲法,②行政法,③民法,④刑法,⑤商法,⑥民訴,⑦刑訴,⑧選択科目の都合8科目が出題されます。さらに,短答式試験(①ないし⑦)と論文式試験(①ないし⑧)の2つの形式の試験を一気に受験しなくてはいけません。

 で,当然,科目によって好き嫌いがあります。苦手科目は勉強しててもおもしろくないんで,勉強するのが嫌になってきます。で,ふと気が付くと,好きな科目ばっか勉強していて・・・ダメじゃん,これじゃぁと試験直前に後悔するなんてことも。
 
 そこで,新司法試験までの過ごし方としては,試験本番のスケジュールに合わしちゃったらいいんです,たぶん。もう少し詳しく書くと,今年は5月12日(水)~16日(日)に試験があります。なので,まず水曜日は本番と同じく1日短答式の勉強をします。木曜日は,民事系の論文,土曜日は選択科目と刑事系の論文,日曜日は公法系の論文をそれぞれ勉強します。もちろん,勉強の開始時刻も終了時刻も休憩の時刻も本番と同じ時間にします。
 このスケジュールでやると自然といい感じの配分で勉強ができるようになっている気がします。月曜と金曜が本番では試験がないんで,休んだり,本番のスケジュールにとらわれずに勉強する日にあてるといいんじゃないかと思います。

 なんてことを今さらながら書きましたが,結構,正攻法なような気もします。とはいえ,僕の周りで実践している人はいなかった気も・・・

 ♪BUMP OF CHICKEN「才悩人応援歌」(アルバム:orbital period収録)

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