2010-03-23

法律家のヒヨコは羽ばたくのか!?26

 司法書士だけでなく弁護士も積極的に広告を出すようになり,今やテレビCMを流すほどです。広告の効果というのは如実に表れていて,一般の人も「過払い請求したいんですが」と相談予約の電話をかけてくるほどです。

 しかし,すべての人のすべての借入について過払金が発生するはずもなく,残債が残る人も出てきます。過払金が出ずに残債があった場合に文句を言ってくる人もいますが,そんなこと言われても・・・残債については以前は,経過利息も将来利息も付けずに最終取引日の元金を分割で支払う(弁護士会の統一基準になっている)という和解ができたんですが,最近,一部の貸金業者は経過利息や将来利息を執拗に要求するようになってきました。
 ひどいところは,残債については完済日までの経過利息を付けて一括で支払わないと和解しないと言ってきたりもします。
 そんな業者に限って過払金の請求に対してはかなり値切ってきます。うちも経営が非常に苦しいんですなんて言ってきますが,だったら,こっちの事情も鑑みてくれ!と言い返したくもなります。

 経過利息や将来利息を付けられてしまうと,返済していくのは結構きついんです。利息制限法の制限利率は先進国の中では突出して高いそうです。年18%は確かに高いです。経過利息や将来利息を要求するなら和解できないと言って突っぱねるのも手なんですが,訴訟されるとなぁ~もっとも,多重債務者に対して強制執行が奏功するとは思えないですが・・・

 貸金業法が改正されるように多重債務者の救済の方向へ政府も動いているので,もっと踏み込んで利息制限法の制限利率を下げてください。年18%はやっぱ高いです。モラトリアムとかよりもよっぽど効果があると思います。
 そんなことをすれば,ヤミ金が暗躍するじゃないかという反論が必ず出てきますが,フランスとかってヤミ金は存在しないそうです。しかも法定金利は6%とかそんなレベルです(未確認情報)。

 ♪レミオロメン「モラトリアム」(アルバム:ether [エーテル]収録)

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