2011-11-07

弁護士業界を象徴する会社?

 弁護士といえば,一昔前はあこがれの職業で,司法試験さえ通ってしまえば,将来は安泰だみたいな風潮があったのではないかと思います。
 しかし,ここ数年で状況は一変しています。法曹―といいつつ増えてるのは弁護士―人口の増加に伴って,新人弁護士の就職先はなく,ノキ弁や即独する弁護士は決して少なくありません。
 
 で,そんな状況で登場したのが,株式会社日本司法サービスセンターという会社です。要するに新人弁護士の支援をする会社なようですが,具体的には,以下のようなコトをしてくれるようです。
 
 ①入会特別研修ということで,営業スキルアップ研修などを行う。
 ②法律事務所の営業戦略を研修で学ぶ。
 ③アドバイザー・カウンセル弁護士による業務のサポート
 ④営業開発サポートとして事務所パンフレットの提供など
 ⑤センターの施設を利用できる。
 その他もろもろ

 株式会社なんで,当然,営利社団法人ですから,入会金や月会費などを支払う必要があります。入会金は21万円,月会費は5万2500円です。その他に,特別研修費用として1万0500円かかるようです。

 司法修習は―ほぼ間違いなく―貸与制になります。で,法科大学院や大学在学中に借りた奨学金を返さないとダメですし,弁護士会費がかかります。月6万3000円も払う余裕が新人弁護士にあるのかどうかは,問題ですよね。
 業務サポートとかは,当然,弁護士がやるんでしょうから,どうせなら弁護士法人を作って新人弁護士を採用する方がいいのでは?とか思ったりもしますが,日弁的には,こういう会社が出てくるのは,OKなんでしょうか?

 ♪BUMP OF CHICKEN「ギルド」(アルバム:ユグドラシル収録)

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