2011-05-04

おそらくは,最も恐ろしい結末

 連休の谷間の5月2日の一大ニュースといえば,アルカイーダを率いていたとされるウサーマ・ビン・ラーディン―名前の表記の正確なトコがわからないので,以下,ビンラディンという―をアメリカ軍が殺害したことではないでしょうか?
 
 このニュースで気になってるのは,殺害したと報道されているコトです。不可抗力ではないってコトなんですよネ。アメリカって,独裁者がなんだかよくわからないルールで国を治めてるのではなくて,法治国家なんだから,殺害にも法的根拠がいるハズ・・・ってか,死刑執行以外で国が人を殺せないハズですが・・・

 考えられるのは,正当防衛ですが,どうもビンラディンは武器を持ってなかったらしいので,当初の銃撃戦という話はウソで,およそ正当防衛なんて成立する余地はなかったんだろうと思います。9.11が急迫不正の侵害だ!ってのも時期的に明らかにムリですしネ。

 丸腰だったんだから,身柄拘束して,裁判をしないとダメだったんですが・・・この辺の法的手続きって報道されてない気が・・・まさか,アメリカ人じゃないんで,人権なんかないんだとかいう恐ろしいことを言い出さないですよネ?
 ってか,報道でもビンラディン容疑者って思いっきり容疑者って言ってますからね。アメリカのやってるコトもテロリストとそんなに変わんないぞ,ってか,国が主導してるんでテロリストより性質が悪いですネ。

 以上は,法的手続きについて報道されてないなと思い書きましたが,英米法や国際法の知識はほとんどないんで,法的手続きは実は,クリアされてるのかも。

 ♪Mr.Children「フラジャイル」(アルバム:B-SIDE収録)

0 件のコメント:

今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう

  大阪市を廃止し特別区を設置するいわゆる大阪都構想の2度目の住民投票が11月に行われます。前回の住民投票は僅差で否決されましたが,今回はどうなるんでしょうか?  そんな大阪都構想の是非は,いったん置いといて,その根拠となっている大都市地域における特別区の設置に関する法律の条文を...