2009-11-28

一度はやってみたいこと‐人となり24‐

 気がつけば,11月はほとんど更新せず,久々の更新になります。この間,いろいろと書きたいこともあったような気もするのですが,結局,書かずじまいでした。

 で,何だか似たり寄ったりのリードは終了して,閑話休題,久々の「一度はやってみたいこと」のコーナーです。一度はやってみたいことは,大回り乗車です。

 大回り乗車って?という人も多いのではないかと思うので,少し説明しておこうと思います。たとえば,大阪から奈良にJRで行くことにします。普通は,大和路快速に乗って行くんだと思います。つまり,大阪→西九条→天王寺→久宝寺→王寺→奈良というルートを通ることになります。
 しかし,一旦,京都まで行って奈良線に乗り換えても奈良には行けます。その場合,大阪→京都→木津→奈良というルートを通ります。
 こんな場合,どっちを通っても構わないというのが,JRのルールになっています(切符は最短ルートで運賃が計算される。)。ザックリ言うと,これを応用しようというのが,大回り乗車です。大回り乗車をすると,非常に安い運賃で非常に長い距離を移動することが可能となります(しかも合法的に)。

 何となく大回り乗車についてわかってもらえたのではないかと思います。大回り乗車には,いくつかルールがあります。ルール上は良くても実質は無賃乗車に等しいので,ルールを間違うと,とんでもない運賃が請求されます。
 ①大都市近郊区間から出てはいけない(乗車駅,降車駅,通過駅も含めて)。
 ②途中下車をしてはならない(改札をでてはいけない)。
 ③同じ駅を2度通過することはできない
 ④有効期間は1日

 一度はやってみたいことなので,まだ実際にやったことはありません。いざ,やるとなると1日がかりになるのは必至です。なので,必然的に朝が早くなります。途中下車ができない点が大回り乗車の最大のデメリットです。電車移動と車窓以外に楽しむポイントがありません。そして,最大のデメリットは同調者がいないことでしょうか?1人で,十数時間電車に揺られるのは結構な苦痛では?

 大回り乗車は実質,無賃乗車なので,駅員等に経路を説明しないといけない場面がでてきます。そこで,事前に経路を調べておくわけですが,事前に路線図と時刻表とにらめっこして経路を考える時間が一番楽しかったりするんじゃないかとも思っています。

 ♪Mr.Children「終わりなき旅」(アルバム:DISCOVERY収録)

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